【高価なマザー何て必要ない】B550 ATXマザー選び【乱立するUSB規格】
- 2020/09/19
- 17:15
この前は、「これからはmicroATXだ!!」なんてやっていたんですけど、調べているうちにやっぱり自作PCのスタンダードはATXなんだなと思い知らされますね。大きい分インターフェースはてんこ盛りだしかもmicroATXに比べ安い!!
マザーの事を見ていると気になるところはUSBの規格の多さと呼び方や表記も変わっている。こんがらかってしまった、何でこんなにいっぱいあるんだ。簡単に説明すると下のようになります。
- USB 3.2 Gen 1 転送速度 5Gbps 今までUSB3.0と言っていたもの
使うのはポータブルSSD、USBメモリーと色々普及している
- USB 3.2 Gen 2 転送速度 10Gbps 今までUSB3.1と言っていたもの従来の3.0/2.0/1.1規格に互換する
使うのはポータブルSSDぐらい
- USB 3.2 Gen 2×2 転送速度 20Gbps 今までUSB3.2と言っていたもの、ケーブル形状は両方Type-Cになり物理的に他の器機と繋げられなくなりすみ分けられる
このポートは今の所、超高級マザーにしかまだ付いていない
使う機材はポータブルSSD Western Digital 「WD BLACK P50 Game Drive SSD」 ぐらい
そこで気になったのは仮にこのSSDを買ってマザーにUSB 3.2(Gen 2×2)端子が付いていなかった
場合変換ケーブルで他のUSB端子につなげるのかと言う疑問が出てくる。
レビューにはホスト側に対して下方互換があるのでUSB3.2 Gen1 USB3.2 Gen2でも使えるの
で安心した。転送速度はもちろんホスト側になるのだけど。
PS4や11月発売のPS5に使えると言うのが売りのようですがPS5はUSB 3.2 Gen 2何ですよね。
PS5はUSB 3.2 Gen 2×2かと思ったんだけどな。
PCなどのUSBコネクターでは、SSに矢印が生えたロゴでロゴに5(もしくは無し)・10・20と速度が表示され区別される(著作権からロゴがブログで使えない)。USB 3.1やUSB 3.2といった表記は使われ無くなりました。前の方が良かったんじゃないのか?ちなみに、2.0はよく見ると点に矢印が生えている。
今回は、Wi-Fi機能なし光デジタル端子が付いている物を選んで行くことにした予算は1万5000円~2万円の間、4製品、BIOSアップデート機能などユーザーの負担を楽にしてくれる機能が付いてくるのもこの価格帯、初めて自作組む人はこの辺が買いどころでしょう。
製品名 | ASUS TUF GAMING B550-PLUS | ASUS PRIME B550-PLUS | MSI MAG B550 TOMAHAWK | MSI MPG B550 GAMING PLUS |
全景 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
パネル | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
最大対応 メモリー | DDR4-4600 | DDR4-4400 | DDR4-4866 | DDR4-4400 |
M.2 | PCIe4x4 & SATA PCIe3x4 & SATA | PCIe4x4 & SATA PCIe3x4 & SATA | PCIe4x4 & SATA PCIe3x4 | PCIe4x4 & SATA PCIe3x4 |
LAN | 2.5 Gb/s | 1 Gb/s | 2.5 Gb/s 1 Gb/s | 1 Gb/s |
USB 3.2 Gen 2 | Type-A Type-C | Type-A Type-C | Type-A Type-C | Type-A Type-C |
BIOSアップデート機能 | 有り | 無し | 有り | 有り |
M.2ヒートシンク付属 | 付属 | 無し | 付属 | 付属 |
価格 | ||||
メーカーURL | リンク | リンク | リンク | リンク |
個別に気になったところを書いて置く
・ASUS TUF GAMING B550-PLUS
BIOS FlashBack
最も簡単で安全なBIOS更新方法と自負しています。BIOSファイルをFAT32形式のUSBスティックにドロップし、USB BIOS FlashBack ポートに接続して、ボタンを押しますことによってマザーボード単体で更新が出来る
メモリやCPUがインストールされていなくても実行できるのは不測の事態を回避できる。もうすぐ登場のZen3(第四世代Ryzen)CPUとの組み合わせで買ってもハマらないだろう
・ASUS PRIME B550-PLUS
BIOS FlashBackは付いていないので、ある程度慣れた人向け
M.2のヒートシンクも付いてこないので導入を考えているなら別途購入するようだ
ASUS 「ASUS PRIME B550-PLUS」を買うなら「TUF GAMING B550-PLUS」を繊月は推します。わずか3,4千円の差は大きい
・MSI MAG B550 TOMAHAWK
FLASH BIOS BUTTON
フラッシュBIOSボタンで簡単にBIOSを修復やアップデート。 CPU、メモリ、またはグラフィックカードがインストールされていなくても電源だけで機能します。ASUSと違うのは修復もやってくれる優れもの
MSIのマザーなら殆ど付いている
LANポートが2つ有るがどう使うべき?複数の異なるネットワークを構築するにしても家庭では必要ないだろうし。チーミングするためかな?この辺MSIのサイトにも明確な利用例が載っていない
チーミングは今回初めて聞いた言葉です。複数のLANポートを一つにまとめて、片方がトラブルを起こしてももう片方があるので継続し通信できたり帯域幅を増加させることが出来ます。
(実際のやり方はここでは紹介できません)
・MSI MPG B550 GAMING PLUS
MAG B550 TOMAHAWKとの違いは 2.5 Gb/s LAN が無い代わりにUSBポートが2つ付いている
【今回の一枚】
比較するに当たってはこんなところか、繊月が買うならMSI「MPG B550 GAMING PLUS」PCを長年使うと1回ぐらいはBIOS更新をするので修復・更新をワンプッシュでやってくれるのは便利、失敗は許され無い行為なので重要だ。周り2.5GbpsのLANが1Gbpsと遅い気がしますが2.5Gbps出るのはPC間のやり取りぐらいで1Gbpsあれば十分で不足は無いぞ
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