【TLC NVMeモデル】M.2 SSD 比較【500GB】
- 2020/08/29
- 23:07
やっぱり、遅くなりました。あれもこれもと調べると時間かかります。次のPCパーツ比較も遅くなるかな
何とか定着させたいです。
SSDを選ぶにあたってスペックの読み方をおさらい
■タイプの古い方が高性能?
SLC/MLC/TLC/QLCとなんか4つになってるが詳細は下の通り
SLC(Single Level Cell)1セルに、1 ビット(2つ)のデータを格納
SSD初期に作られた記録方式、信頼性は4つの中では最高で価格も異常に高い一般個人では買えないなぐらい
MLC(Multi Level Cell)1セルに、2 ビット(4つ)のデータを格納
SLCでは記憶容量に限界があるため倍の2ビットに増やしたもので少々お高い
TLC(Triple Level Cell)1セルに、3 ビット(8つ)のデータを格納
2015年頃から出て来て現在の主流。数が豊富。買う時はこれになるだろう、安価に買えます
QLC(Quadruple Level Cell)1セルに、4 ビット(16個)のデータを格納
2018年後半から出て来てまだ数が出ていないが移行に伴ってどんどん安くなるだろう耐久力、信頼性は4つの中では最低
■3D V-NANDとは
メモリー素子を平面で作る前は容量を増やすセルを小さくしていきました。しかしそれには限界が直ぐ訪れてしまう、
そこで、多層化にして容量を増やす手段だと思えばいい
上のタイプと混同しそうだけど上は収納箱でこれはその箱を置いて置く棚だと思った方が良い
■ヒートシンクについて
M.2 SSDを使うときはヒートシンクを付けよう、ヒートシンクが無いと温度が上がり過ぎてSSDを保護するため
性能を著しく低下させます。これをサーマルスロットリングと言います通常約70度で機能します。
SSDに仕様のシールが貼ってあるのではがすべきなのか?
剥さなくても多少は冷却効果があります調査してみると多くの方は剥していませんね。そのままヒートシンク載せています
しかし剥した方が冷却効果は当然高くなり良いのですが保証が効かなくなる欠点があります。
【極めた者だけが剥すラベル】
サーマルスロットリングが起きてからでも良いんじゃないかと私は思いますよ。
フリーソフト「CrystalDiskInfo」で温度監視する事が出来るので導入しておくのが良いでしょう(自作PCならほぼ入れていると思いますが)
■同じシリーズでも違いがある
容量が多い方が高速で読み書きする。スペックを調べていると明らかに違う
<比較条件>
今回の比較は500GBと512GBのヒートシンク無し、Type2280 3D NAND TLC NVMeモデル。
ヒートシンク無しを選んだ理由としてはマザーに付属しているのを想定しています。最近のは付属しているので
多分一番買いやすい容量価格帯だと思います。
メーカー 製品名 | SEAGATE FireCuda 520 ZP500GM3A002 | CFD PG3VNF CSSD-M2B5GPG3VNF |
価格 | ||
インターフェース | PCIeGen4.0×4 | PCIeGen4.0×4 |
容量 | 500GB | 500GB |
シーケンシャル 読込速度 | 5000MB/秒 | 5000MB/秒 |
シーケンシャル 書込速度 | 2500MB/秒 | 2500MB/秒 |
メーカーURL | リンク | リンク |
PCIe 4.0になると1.5倍は速くなるんだ。接続は下位互換するのでPCIe 3.0でも安心して使えますがCFD「PG3VNF」は元々PCIe 3.0仕様を4.0に対応するとして売っているメーカーの意気込みが感じ取れてしまい
少し下に感じる。更に両面にチップがあるため両面のヒートシンクが必要という意見もあるのだ、どちらも性能は変わらないのだがねえ。
メーカー 製品名 | サムスン 970 EVO Plus MZ-V7S500B/EC | ADATA XPG SX8200 Pro ASX8200PNP-512GT-C |
価格 | ||
インターフェース | PCIeGen3.0×4 | PCIeGen3.0×4 |
容量 | 500GB | 512GB |
シーケンシャル 読込速度 | 3500MB/秒 | 3500MB/秒 |
シーケンシャル 書込速度 | 3200MB/秒 | 3000MB/秒 |
メーカーURL | リンク | リンク |
ADATA「XPG SX8200 Pro」ヒートシンク付きで、装着が自由に選べるという柔軟性がある。
メーカー 製品名 | キングストン KC2000 NVMe PCIe SSD SKC2000M8/500G | addlink S70 ad512GBS70M2P |
価格 | ||
インターフェース | PCIeGen3.0×4 | PCIeGen3.0×4 |
容量 | 500GB | 512GB |
シーケンシャル 読込速度 | 3200MB/秒 | 3400MB/秒 |
シーケンシャル 書込速度 | 2200MB/秒 | 2000MB/秒 |
メーカーURL | リンク | リンク |
キングストンの「KC2000 NVMe PCIe SSD」は96レイヤー3D TLC NAND(BiCS4)を使用し信頼性と高速化を実現している。
メーカー 製品名 | インテル SSD 760p SSDPEKKW512G8XT | レキサーメディア NM610 LNM610-500RBJP | ADTEC AD-M2GP80-512G |
価格 | |||
インターフェース | PCIeGen3.0×4 | PCIeGen3.0×4 | PCIeGen3.0×4 |
容量 | 512GB | 500GB | 512GB |
シーケンシャル 読込速度 | 3230MB/秒 | 2100MB/秒 | 2000MB/秒 |
シーケンシャル 書込速度 | 1625MB/秒 | 1600MB/秒 | 1600MB/秒 |
メーカーURL | リンク | リンク | リンク |
レキサーメディア、ADTECは遅いですね。しかし体感速度は無いという評価があり非常に安価です。コスト抑えたいならありでしょう。
もっとありそうな感じがするんだけど9品が条件に入りました。
繊月のお気に入りは、SEAGATEの「FireCuda 520」だな確実だし、まだPCIe Gen 4.0対応品は数が少ないのでこれからに期待しています。
だが現実は甘くないというのが本音なので ADATAの「XPG SX8200 Pro」辺りがお勧め。Ryzenにするなら上のしか考えられないけどな。CPUは安くても他で
高くなっちゃうかな?グラボも買わなきゃならないし
皆さんは、どれが気に入りましたか?コメントいただければ幸いです。
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