暁の繊月が考えるローコストゲーミングマシン 其の7 電源編【エア自作2号機】
- 2014/06/04
- 11:29
電源選びは予算があると難しい。容量の大きな電源だと後のパワーアップの時に気にせずパーツを着けられるが、考えていないなら無駄になります。今回は、あとで追加でミドルクラスのビデオカードを増設しても問題が出ないようにと考えて550W~600Wで80PLUS認証はBronze以上、価格は8000円以内と決めました。ちなみに私が買うときはアッパーミドルクラスのビデオカードが増設出来80PLUS認証はGold以上を買うことにしています。長年使いたいと言う事で保護回路なんかも気にして買いますね。
ミドルクラスのビデオカードは、GPUにNVIDIA/GeForce GTX 660(推奨電源450W以上)を載せると想定しました。後余分なマージンとして100W位は見ておきたいので550Wの電源となったわけです。
まずは候補を挙げてみます。
メーカー | パーツ名 | 電源容量 | 80PLUS認証 | Haswell対応 |
HEC | WIN+ Power 3 550W HEC-550TB-2WK | 550W | Bronze | 非対応 |
COUGAR GX-S 600W HEC-GX-S 600 | 600W | Gold | 非対応 | |
玄人志向 | KRPW-GN550W/90+ | 550W | Gold | 対応 |
KRPW-GP550W/90+ | 550W | Gold | 対応 | |
KEIAN | BULL-MAX PLATINUM KT-AP550-AXP | 550W | PLATINUM | 非対応 |
サイズ | 剛力短2プラグイン SPGT2-600P/A | 600W | Bronze | 対応 |
とこの6製品を選択、レビューや口コミ評価、疑問をまとめ最終的に2つに絞込み決定したいと思います。
・まず上の二つHECというメーカーの電源は壊れやすいと言う口コミが多いですね。価格は安くて良いのですがすぐ逝ってしまって買いなおす例もあるようです。
・次に玄人志向、型番が一つ違うだけでどうちがうの?
大きな違いは保護回路「KRPW-GP550W/90+」は電源に纏わる保護回路、過負荷保護(OPP)、過電流保護(OCP)、 過電圧保護(OVP)、低電圧保護(UVP)、短絡保護(SCP)、過温度保護(OTP)、無負荷運転保護(NLO)の殆ど付いているが「KRPW-GN550W/90+」は過電流保護と過温度保護が無い。
ファンの大きさも13.5cmと12cmで違うメーカーサイトによれば12cmが付いている「KRPW-GN550W/90+」方が静音に優れている。
ピーク電力が違うが、ピークは30秒位なら定格電力を超えても大丈夫と言う事なので現実からは離れているためピーク電力が多くても少なくても性能そのものには関係が無い。
・KEIAN昔から馴染みのあるメーカーです。この破格値でPLATINUM取得、が情報不足が買う買わないに左右されます。
・サイズ、5月現在「価格.com」売れ筋、注目ランキング1位の「剛力短2プラグイン SPGT2-500P/A」の600W版これ自体は25位なのですが。今回選択が550Wから600Wというわけでこれにしました。値段も6,7千円と手頃だ。
参考までに・・・
Haswell対応というのはHaswellのCPUを使っていてスリープを使用する人は特に注意すべき事です。PCが動かないという事では有りません。非対応の電源でスリープに入るとWindowsが強制終了してしまう事なのです。細かい事は書きませんが、BIOS設定でC6/C7ステートを無効にすると回避も可能なので電源買う時は覚えておきましょう。別にHaswell非対応製品でもスリープ使わなければ失敗はしないのでご安心を。
口コミを見て篩いにかけ、最終的に「玄人志向 KRPW-GP550W/90+」と「サイズ 剛力短2プラグイン SPGT2-600P/A」の2点に絞込みました。どちらもプラグイン方式をとっております。プラグインだと邪魔な配線を減らす事が出来て完成したとき内部がスッキリします。剛力短にはファン用のプラグが2つ付いており電源の負荷におおじてファンの回転をコントロールする機能があります。両方とも保護回路は過負荷保護(OPP)、過電流保護(OCP)、過電圧保護(OVP)、低電圧保護(UVP)、短絡保護(SCP)、過温度保護(OTP)、無負荷運転保護(NLO)とほぼ全ての保護回路が搭載され PFC回路でノイズを減らし力率が改善による無効電力減少、安定した出力が見込める高信頼のある電源です。
むむむ・・・悩むところだ
個人的には玄人志向の「KRPW-GP550W/90+」でいく差は千円ぐらいで長時間稼動のため電気代を考慮して「80PLUS認証」Goldの方を選択したまでである。
暁の繊月が考えるローコストゲーミングマシン 其の8 ケース編【エア自作2号機】へ続けます。
ブログランキングに参加しています。






この記事気にいった方は、ご面倒でも拍手ください。当方のやる気に直結しています。尚、今後の壁紙選択に役立たせてもらいます。